模型の制作代行と趣味の日記

2018-05

マニアックすぎて伝わらないフルスクラッチNo.3 1/12スケール 郵便差出箱1号丸型 製作編

 当分の間はアストロの研ぎ出しに勤しむ事となりますので、場繋ぎ企画としまして、また順番が逆になってしまいますが、先日完成したポストの製作工程をピックアップして紹介しようかと思います。

post1_23.jpg
角型の方は普通にプラ板の箱組みですので割愛しまして、今回は丸型の製作工程の一部をご覧頂こうかと思います。
特に根石の製作工程はぜひ見て頂きたいです。

完成記事はこちら。
http://torahanako.blog28.fc2.com/blog-entry-860.html

それでは続きをどーぞ!


製作中の丸型ポスト。
post1_24.jpg
完成品を見るに、あまりプラ板は使ってないように見えそうですが、段差は写真のように全部プラ板で作って組み上げていますので、何気にこれまでで一番プラ板を消費した製作となりました。


さて次はいよいよ土台となる根石の製作です!
丸ポストの土台は、これまでのポストのようなコンクリブロックと違い、“根石”と言う石を丸く加工した物が使われておりますので、石の質感を再現すべく、新たに製作工程を練り直さなければならないのです。

そんでまず原型を作るにあたって、石の表面のゴツゴツ具合を思い浮かべてみるも、なんと以外にもハッキリと頭に浮かばない!
ネットで拾ったポストの写真で根石の所を良く見ても、粒子のポチポチした色合いのせいで、いまいち表面の状態が掴めない…。

という事で、ここで改めて石のお勉強。
post1_25.jpg
川原でポストの根石と似たような質感の石を拾ってきました。
うむむ…、現物を手にしても、やはり粒子の色合いが邪魔して表面の状態が掴めない…。

post1_26.jpg
という事でサフを吹いてみる。
川の流れで転がり削られて、パっと見て綺麗に丸くなったように見えますが、何気に結構ゴツゴツしているのですな。
ポストの根石は人によって加工された石ですが、経年劣化を考えて、まぁこれと同じくらいのゴツゴツ感と考えて良いでしょう。

post1_27.jpg
という事で、この石を参考にプラ板とパテで原型を作ります。

post1_28.jpg
仕上げにポリパテでザラ付きを再現して、原型完成。

post1_29.jpg
サフを吹くとこんな感じです。
二種類作りました。


さて!原型は出来たので、ここからが本番です!


post1_30.jpg
原型をシリコンで型取りして、その型にタミヤ接着剤を塗り、そこに砂をまぶしていく方法で石の粒子のポチポチした色合いを再現しようかと思います。

事の切欠は、最初の8号ちゃんでも使いましたが、模型製作用に集めておいた砂を、ビンやペットボトルに入れて保管しているのですが、ある時その砂を入れたペットボトルが、ふとペットボトルの形をした石に見えたのが、この作戦を思い付く切欠でした。
我ながら…とんでもない思い付き作戦である…。
もちろん成功する保障は無いですが、思い付いたら止まらない!

post1_31.jpg
それで砂の色が根石を再現するには少々濃いので、砂絵用のカラーサンド(ホワイト)をブレンドして色合いを調整する事に。

post1_32.jpg
こんな感じ。

post1_33.jpg
さて…やるか。

post1_34.jpg
型の表面に接着剤を塗り、砂をまぶして指で軽く押さえ付けて定着させていく感じ。

post1_35.jpg
出来ました!…がっ!ここで想定外のアクシデント発生。
砂が接着剤で湿った状態になるせいか、色合いが暗くなってしまいました…。
上にある皿に入った未使用の砂と比べると、色合いの違いが分かると思います。

結局接着剤が乾燥した後も、この色合いは変わらず…。
ぐぬぬ…まぁこの点は改善の余地もないし、諦めよう…。

post1_36.jpg
そしてレジンを流して固めます。


さて、仕上がりはどんな感じでしょうかね…。
ワクワクと不安が同時に押し寄せる瞬間でございます。


post1_37.jpg(1024x768)
ぬぉっ!!!
またしても想定外の事態…レジンが漏れ出しておる…細かい隙間が出来ていたようだ…。
所々白く曇った状態になっているのが、漏れ出したレジンです。

しかし表面を良く見て頂きたい!かなり石っぽく出来てはいないでしょうか!
これは脈有りです!

post1_38.jpg
という事で気を取り直してTRY.2
今度はレジンの漏れ出し対策として、エポパテでバリアを張る事に。

post1_39.jpg
失敗…。
更にレジン漏れ出してるじゃねーか!…どういうこっちゃ。
しかもエポパテを強く押し付けたせいか、歪みまで発生しておりました…。
TRY.1より酷い出来じゃねーかよ…。(涙

しかしそんな絶望の中、漏れ出したレジンを削れないかとデザインナイフで小突いてみたところ、簡単にペラペラ剥がせる事が判明!

post1_40.jpg
まぁ何だかんだで、使えそうな根石が出来上がりました!
結局使ったのは、レジンを剥がしたTRY.1の物でした。

post1_09.jpg(1024x768)
そしてウェザリングをして、つや消しクリアーを吹き、仕上げにペンキの垂れを再現して完成です。


うむ、改良の余地がまだありますが、思い付き作戦にしては良い物が出来たと思います。
この方法、特に誰もまだやっていないようでしたら、虎花子式花崗岩成型術とでも名付けようかね。



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